How To・・・打紙で、ご先祖さまへプレゼントを贈る方法
この度は、sachiのお彼岸Setモニターへのご参加
ありがとうございます。
私自身、打紙の存在を知ったのは、つい最近で、
「ご先祖供養に、燃やす紙がある!」という話を聞き、「何それ!?」と、思ったのを覚えています。
調べてみると、どうやら、
・打紙は、沖縄で製造されている
・沖縄では、よく使われていて、スーパーで手に入れることができる
・1枚が、1万円とも、1,000万円とも、1億円とも言われている
・1人で3枚燃やす説や、家系分燃やす説や、家族の人数分燃やす説がある
…とにかく情報が少なく、
ただ、よくわからないけど、ご先祖さまが楽しく生活できるなら(お酒が好きだった祖父が、あちらの世界でもお酒が飲めたらいいなと思い…笑)やってみようーと思ったのがきっかけで
我が家では、お盆・お彼岸…その他に、火を使う機会(花火、BBQや焚き火 笑)には、燃やすようになりました。
下記は、打紙って何?から、打紙の使い方まで、
沖縄のお取引をさせていただいている企業様より教えていただいた
「打紙でご先祖さまにプレゼントを贈る方法」です。
ご参考にしていただきますと幸いです。
【打紙って何?】
「うちかみ」と記載がありますが、沖縄の方言で「か」が訛り、「うちかび」と呼ばれています。打紙は、あちらの世界のお金です。
【打紙はなぜ使うの?】
こちらの世界からの贈り物(先祖供養)が無いと、あちらの世界の豊かさは枯渇してしまいます。
ご先祖さまが幸せでありますように。
あちらの世界で、豊かに暮らせますように。
という想いを込めて、そのためのお金(打紙)を、こちらの世界から、ご先祖様へお贈りします。
【打紙はいつ使うの?】
沖縄では、お盆・お彼岸・おはかまいりの際に使用するようです。
(私個人の意見としては、機会があれば、いつでも使って良いように思います。)
【打紙はどこで使うの?】
一般的には、ご自宅のお庭・お仏壇の前・お墓の前と言われています。
お墓で使う際には、お墓を向いて右側で燃やして下さい。
なぜ右側なのか。
お墓には「ヒジャイガミ」さまという、神さまが、お墓の左側にいらっしゃると言われています。私たちがお墓を参る時に、お墓と向き合うと、右側になりますので、右側で燃やします。
【打紙はどうやって使うの?】
まず、打紙を準備します。
次に、周囲に気を付け、必要な枚数燃やす。
最後に、お酒をかけて鎮火する。(お水でも良い)
白米や、野菜、お供えをする場合もあるようです。
※火の管理には十分ご注意下さい。
【何枚燃やせば良いの?】
燃やす枚数は、沖縄でも、家庭によって異なるようです。
大体は下記2つのパターンのようで:
- 参っている人数x3枚
4人でお参りをする場合は、4人分x3で12枚。
- 供養をする家系分
お1人であれば、父方・母方の2家系分で2枚。
ご夫婦であれば、夫側の父方・母方の2家系分と、妻側の父方・母方の2家系分の合計4家系分で4枚。
あるいは、もう1つ前のご先祖さままで戻り、8家系分で8枚…
という考え方があるようです。
お盆やお彼岸だけ、ご先祖さまを想うのか?
きっとみなさま、そうではないと思います。
思い出のあるの食べ物を見た時、一緒に見た景色に触れた時、家族で集まった時に思い出話に花が咲いた時、夢に出てきた時…など、
ふと思い出されることが、毎日の暮らしの中であると思います。
いつでも、想いを馳せたとき。
ご先祖さまを想い、お線香を焚いたり、お花や打紙を贈ったりしながら、日々の暮らしの中で、ご先祖さまへプレゼントを贈ってみてください。
[小さなプレゼント]
今回は、モニターとしてご参加いただきました皆様に、熊本県の尾崎農園さんの小さなドライフラワーをお付けしています。かすみ草の花言葉は「感謝」と「幸せ」。ぜひこの機会に、ご先祖さまへ、「感謝」とみなさまの幸せのご報告の際にご活用ください。
打紙と一緒に焚き上げていただいても、小さな空き瓶に飾っていただいても!
みなさまにとって、良い秋となりますように。
sachiオーナー
古沢侑季